ゲーミングパソコンの自作というと難しく感じますが、実はそこまで難しいことはありません。慣れてしまえばプラモデルよりも簡単だという人もいます。それでも最初は組み立てるという行為に躊躇してしまうことも事実ですし、いくつか注意すべき点があります。ここではパソコンの組み立てで気をつけたい点をいくつかご紹介します。
最初に気をつけたい事
ゲーミングパソコンの自作は決して難しいことではありませんが、似たような配線の取り付け先があり、間違うと故障の原因になるので気をつける必要があります。部品の取り付けに関しては、規格が違うと接続できないようになっているので間違うことは少ないですが、稀に間違った箇所に取り付けてしまうこともあります。事前に取り付け可能な規格かどうかを確認しましょう。大半の部品は接続した際にカチっと音がなる構造になっています。部品を取り付ける時は、音が鳴ることを目安にするといいでしょう。
取り付ける順番に気をつけて
パソコンの自作工程は大きく分けて、マザーボードをケースに取り付ける前と後に分かれています。厳密に言えば、ケースにマザーボードを取り付けてからでも全ての部品を取り付けられますが、一部の部品が極めて取り付けにくい状態になってしまいます。特にCPU関係は一番最初に取り付けることをオススメします。CPUを冷却するCPUクーラーの取り付けは接着部にグリスを丁寧に塗る必要があるので、目視しやすい状況下で確実に取り付けましょう。
配線は取り回しが重要
マザーボードの次に大きい部品は、電源とブルーレイなどの光学式ドライブとグラフィックボードです。これらの部品を取り付ける際には、順番を考えて取り付けないと作業しにくくなるので気をつけなければいけません。特に電源から伸びている配線は、パソコン内にあるクーラーに接触すると冷却の妨げや異音の原因になります。邪魔にならないように結束バンドでまとめるとスッキリします。グラフィックボードの取り付けは最後まで取っておいていいですが、ゲーミングパソコンのグラフィックボードは冷却するための空間を意識して取り付けられるようにスペースを確保しましょう。
部品交換にも活かせるゲーミングパソコンの自作経験
ゲーミングパソコンを自作する際に気をつけたい注意点をご紹介しました。手順を覚えれば簡単ですし、一度組み立てを経験することによって部品の交換や清掃作業が容易になります。ゲーミングパソコンは長く使うと描写能力を向上させるために、CPUやグラフィックボードの交換をすることになるため、パソコンの自作は一度経験しておくといいでしょう。
コメント