自分好みのカスタマイズをしたい、もっと快適な環境でゲームをしたいときに挑戦したいのが自作のゲーミングパソコン作りです。自由度が高い自作のパソコンですが、知識や技術もある程度必要です。そこでゲーミングパソコンを作りたいけれどやり方が分からない、どこから手を付ければ良いのか迷っている人などに向けて、ゲーミングパソコンの自作のやり方について紹介します。
パーツを揃える
自作のゲーミングパソコンを作るときには、いくつかのパーツを揃える必要があります。そのパーツも3つの種類に分けることができ、画面を映すためのパーツやパソコンを動かすためのパーツ、追加機能のためのパーツがあります。パーツをきちんと分類しておくことで組み立てもスムーズになりますし、万が一作っている途中でトラブルが起きても原因究明がしやすくなるのです。
画面を映すパーツにはCPUやメモリー、マザーボードや電源ユニットがあります。パソコンを動かすためのパーツは、PCケースやHDD、SSDです。追加機能に必要なパーツはグラフィックボードなどがあります。
パーツを組み立てる
自作のゲーミングパソコンを作るやり方には決まった手順はありませんが、始めにCPUを取り付けると後が楽です。CPUは少しでもピンが曲がってしまうと動かなくなる原因になるので、最初にやってしまえば失敗が少なくなります。CPUソケットの蓋を開けて、位置を確認したら差し込みます。レバーで固定して、ソケットのカバーを外して完成です。パソコン内の冷却をしたいときには、CPUのクーラーも取り付けます。
さらにメモリースロットを開けて、メモリーを差し込みます。奥まで差し込むと自然とラッチが閉じる仕組みです。SSDはネジで固定することになるので、精密ドライバーを用意します。端子部分の切り欠きに合わせて差し込んで、ネジで固定して完了です。ここまで出来たら電源を繋いで、動作をチェックします。画面が映れば問題ありません。
パーツの差し込みが終わったら、次は組み立てたパーツをPCケースに入れる作業です。サイドのパネルを外してスペーサーを設置します。マザーボードをケースに取り付けるのですが、マザーボードを入れ忘れてしまうと後で分解することになるので必ず忘れずに入れておくようにすることが大切です。電源ユニットをケースの決められた位置に入れ、HDDも固定します。
ケーブルの配線もしたら、グラフィックボードの取り付けです。取り付けるときにはスロットの留め具を開いておいて、拡張スロットとグラフィックボードの端子の位置に合わせて押し込むと上手くいきます。最後にネジで固定すれば、自作のゲーミングパソコンが完成します。
十分なスペースを確保して作業する
ゲーミングパソコンを自作するときには十分にスペースを確保して、パーツがどこにあるのか分かるようにしながら組み立てるのがコツです。パーツを入れ忘れたり、どこにあるのか分からなくなると大変なので、常に作業しやすい環境を整えておきます。また、組み立てている途中に動作のチェックもして、スムーズに組み立てられているか確認することも重要です。
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